山口県のB級グルメをいくつか紹介していきます。
まず、見た目のインパクトが強い特徴的なB級グルメに、みかん鍋があります。
なんと、鍋の中に皮付きのみかんが丸ごと入れられたものです。
みかん鍋
出典:http://www.suouoshima.com/miyage/mikan_nabe/mikan_nabe.html
鍋の具材は主に、野菜や魚介、そして地魚のつみれです。
みかんは、山口県で採れた温州ミカンをオーブンで炙ってから入れ、煮込んだ後は皮のまま丸ごと食べることができます。
薬味には、ゆず胡椒からヒントを得て作られたみかん胡椒を使います。
〆には、たっぷりのメレンゲを入れた雑炊で、卵の黄身を最後にかけるので、まるでみかんのような見た目になります。意外にも、さっぱりした旨味が広がり食べやすく、若者を中心に人気があります。
こちらも見た目のインパクトが強いのが、瓦そばです。
熱々の瓦を鉄板代わりにして、その上に茶そばと、牛肉や錦糸卵や海苔、レモン、もみじおろしなどの具材を乗せ、温かいつゆにつけて食べます。
瓦で焼かれたそばが香ばしく、ほんのり甘辛い牛肉との相性もよく、レモンやもみじおろしでさっぱりと食べることができます。
ぜんじかっぱ蕎麦
出典:http://www.infodi.net/daikanbou/mmenu/index.html
この他にも、B級グルメとして人気の高い麺類がいくつかあります。
まず、同じ蕎麦には、秋吉台名物のぜんじかっぱ蕎麦があります。
瓦そばと同様に鉄板で温めて食べるのですが、特徴的なのは麺で、ワサビが練り込まれています。
具材には、秋吉台高原牛乳、卵、キュウリ、レモン、ねぎなどです。ほんのりと甘く温かいたれにつけて、さっぱりと食べることができます。
中華麺ではバリそばとよばれる、あんかけたっぷりのかた焼きそばが人気です。
具材にはキャベツやタケノコ、キノコなどをたっぷりと使い、鶏ガラのあんかけスープをなみなみとかけて食べます。
食べ進めるうちに少しずつスープが麺にしみこんでいくので、食感の変化を楽しむこともできます。
酢や醤油、ポン酢などで味にも変化をつけながら食べることが多いとされています。
そのボリュームも特徴的で、一人前でも二人でちょうど食べられるくらいなので、大勢でわいわい楽しみながら食べるのがおすすめです。
はなっこりーコロッケ
出典:http://gurutabi.gnavi.co.jp/i/i_3958/
食べ歩きにお勧めなメニューとして、はなっこりーコロッケがあります。
はなっこりーとは、中国野菜であるサイシンとブロッコリーを掛け合わせて作った山口県オリジナルの野菜です。
柔らかいながらも歯ごたえがある独特のはなっこりーは食べやすく、ホクホクでクリーミーなコロッケのアクセントになり、つい癖になってしまいます。
山口県は、本州最西端に位置し、豊かな海の幸と野菜に恵まれた土地です。
その土地柄が良く出た、おいしいグルメが、この他にもたくさん愛されています。