日本海に面した新潟には数多くの漁港があり、海の幸を使った料理が有名です。
また、本州から約45kmの距離には佐渡島という島があり、佐渡ならではのオリジナルグルメも揃っているのです。
新潟を訪れた際には、ぜひ佐渡にも渡り、グルメを満喫しましょう。
鮭とイクラの「はらこ丼」
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日本海で獲れた鮭とイクラをふんだんに使った丼飯が「はらこ丼」です。
宮城県などの他の地域では「はらこ飯」として有名ですが、新潟では丼として食べることが一般的です。
特に鮭の街として知られる村上市でははらこ丼が名物になっており、古くからの伝統的な味を今に伝えているのです。
はらこ丼は駅弁にもなっており、新潟駅をはじめとする県内の主要な駅で購入することが可能です。
車窓から新潟の街並みを眺めながら食べるはらこ丼はまさに新潟を代表するグルメなのです。
佐渡グルメ「ブリカツ丼」
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新潟港からフェリーで2時間30分の船旅を経て佐渡島に到着すると、その時点で潮の香りがすることに気付くはずです。
日本では沖縄県に次いで二番目に大きい島ですが、観光地やお食事処は両津港からのアクセスに優れているため日帰りでも楽しむことが出来ます。
佐渡グルメとして有名なのが島内の限られた店でしか味わえない「佐渡天然ブリカツ丼」です。
佐渡産の天然ブリを佐渡産の米粉を使った衣で揚げたブリカツを、佐渡産のご飯に乗せた丼です。
付け合わせとして季節にあった地元産の副菜や汁物がつきます。
また、ブリカツ丼をアピールするゆるキャラであるブリカツくんも活躍していて、運が良ければ両津港や観光地で出迎えてくれることがあります。
海の幸に恵まれた街ならではの「寿司」
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漁港がある街ではどこもお寿司が有名ですが、新潟も同様です。
地元の漁港で捕れた魚を鮮度を保ったままお店に運び、手早く調理するため新鮮なお寿司が食べられるのです。
特に有名なのは「笹寿司」で地元の郷土料理として愛されています。
ご飯の上にワラビやタケノコといった山菜に加え、クルミやあぶら揚げを乗せて笹でくるむ料理です。
お店によっては笹でくるまず笹の上にそのまま乗せたかたちで出されることもあります。
また、佐渡島では回転寿司でも美味しいお寿司が食べられると評判です。
ブリカツ丼で知られる天然ブリやノドグロ、サザエや赤海老が有名で、季節によってはアジやサンマなど地元産の食材をふんだんに使って職人が握っているのです。
お昼時は観光客と地元住民が行列を作るほどの人気です。