宮城県のB級グルメについて

宮城県のB級グルメについて

出典:http://www.sankaku-age.jp/index.html

宮城県は東北の中でも海あり山ありの自然豊かなところです。
新幹線を使えば首都圏方面から2時間とかからずに行くことができる便利さです。

B級グルメは大きく分けると、海鮮系、牛タン系、郷土料理系に分かれます。
地元で普通に食されていた食べ物が、B級グルメのブームに乗って、それぞれ進化しました。
漁港から直送される新鮮さと、びっくりするようなボリュームが売りの宮城県のB級グルメです。

海鮮系は新鮮な魚介類が満載

海鮮丼
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宮城県は気仙沼、石巻、塩竈といった東北を代表する漁港をかかえています。
魚介類は新鮮な状態で家庭の食卓に上ってきましたが、B級グルメとして進化し、多くの観光客に喜んでもらっています。

はらこ飯はどんぶりに盛られた温かいご飯の上に、醤油につけられたはらこと鮭の魚肉が載った丼物です。
つぶつぶのはらこがふんだんに載せられ、醤油の味とかみ合ってごはんにピッタリの味です。

海鮮丼は宮城県ならではの丼物です。
生うにがふんだんに載せられているのが特徴です。
うには宮城県の海に生育し、川から流れ出る栄養分たっぷりの水で育っているので、とろけるようなおいしさです。

加えて、いくら、数の子、マグロなどの新鮮な魚介類がどんぶりいっぱいに載せられ、しかも、求めやすい価格帯で提供されています。
この地を訪れたら一度は食べたい一品です。

仙台名物の牛タンがB級グルメに変身

牛タンカレーなど
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仙台名産の牛タンは、厚切りにされた牛の舌が塩焼きされ、麦飯、吸い物とセットになって出されます。
B級グルメとなった牛タンは、カレーやハンバーグといっしょに調理され、本来の牛タンに負けない味を出しています。

牛タンカレーは牛タンの入ったカレーです。
カレーは牛タンの色合いに合わせて黒みがかり、大盛のご飯にかけられます。
バリエーションが豊富で、牛タンハヤシとしても出されています。
豚肉が牛タンに代わっただけで、別の食べ物になるから不思議です。

牛タン入りデミグラスソースがハンバーグにかけられた、牛タンハンバーグも絶妙の味です。
デミグラスソースと牛タンの相性は抜群で、さらにハンバーグがその味を引き立ててくれます。

ずんだ餅と定義山油揚げは郷土の味

ずんだ餅
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ずんだ餅

ずんだ餅は広く宮城県内で食べられてきました。
B級グルメとして売られるようになってからは上品な盛り付けがされています。

枝豆をすりつぶし、砂糖を入れて練ったものを餅にまぶしたのがずんだ餅です。
スイーツとして提供する店や、駅の売店で売られています。

仙台市西部の大倉地区に定義山西方寺があります。
門前の豆腐店でテイクアウトできるのが定義山油揚げです。
大型の油揚げが焼かれただけのものですが、醤油と七味をかけ、きれいに澄んだ空気の中で食べるとおいしさがからだに染みます。
デパートやスーパーでも売られていますが、やはり現地で食べるのが最高です。


2016.10.05
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