静岡県のB級グルメについて

静岡県のB級グルメについて

海の幸、山の幸に恵まれた県である静岡県。
そのため、地元の人はもちろん観光客も驚く美味しいグルメがたくさなります。
今回は、静岡県のB級グルメについて紹介をしていきます。

B級グルメ大会で優勝した富士宮焼きそば

富士宮焼きそば
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/富士宮やきそば

まず、最も有名なものは、B級グルメの大会で優勝歴のある富士宮焼きそばです。

麺は独特の、もちもちした歯ごたえとコシのある特性麺を使用しており、ラードを揚げた肉かす、ねぎ、きゃべつのシンプルな具材とだしのうまみがたっぷり凝縮された削り節とソースの相性は抜群です。

人気の餃子は、浜松餃子と裾野水ギョーザ

浜松餃子
出典:http://tabelog.com/shizuoka/A2202/A220201/22003100/dtlphotolst/1/smp2/

次に有名なものは、浜松餃子でしょう。
浜松は餃子の消費額日本一二を争う都市で、市内にはおよそ300を超える餃子店が立ち並びます。
浜松餃子の特徴は添えられている茹でもやしと、具材にキャベツを使用している点が挙げられます。

多くの浜松餃子の店では、餃子が円形に盛られ、その中央にもやしが添えられています。
浜松餃子は、キャベツの甘みとジューシーな肉とスパイシーな味付けでジューシーな味付けがされています。
そのため、さっぱりとしたもやしが付け合わせとして相性抜群です。

餃子では、近年、東部・伊豆地方の裾野市のB級グルメである裾野水ギョーザも話題になります。
裾野水ギョーザの特徴は、その色です。裾野市の特産であるモロヘイヤを皮に練り込んでおり、ほんのり緑色に色づいています。

具材は豚肉やキャベツ、ニラに加え、裾野産のお茶の葉もミックスされています。
ぷりぷりした食感に、和風の出汁の味が効いたスープは相性が抜群で、店によっては春雨や水菜、キノコなどと一緒に味付けをしています。

真っ黒なスープが特徴の静岡おでん

静岡おでん
出典:http://tabelog.com/shizuoka/A2201/A220101/22003250/

次に話題に上がるものは、静岡おでんでしょう。
静岡おでんは、毎日出汁を継ぎ足されていくことで出来上がる真っ黒なスープが特徴的です。
出汁のひみつは、牛スジや豚モツをベースとして濃い口しょうゆで味付けしているところにあります。

具は全て串にささっており青のりと鰹節の粉を振りかけて食べます。
特徴的な具としてはんぺんがあります。静岡では、はんぺんというと主に黒はんぺんのことを指します。

黒はんぺんはその名のとおり、見た目が真っ黒なはんぺんで、イワシやアジなどの魚を骨ごとすり身にして作られます。
そのため、独特のジョリジョリした食感と、魚の素材そのものの旨味たっぷりの濃厚な味わいを楽しむことができます。

黒はんぺんは、静岡県内ではそのまま炙って醤油で食べるなど、おでんの具以外でも単独でB級グルメとして親しまれている食べ物です。

見た目はまるでデザート!?袋井たまごふわふわ

袋井たまごふわふわ
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/たまごふわふわ

見た目のインパクトが強烈なB級グルメとしては、袋井たまごふわふわが有名です。
まるで巨大なメレンゲ、デザートのように可愛らしい見た目ですが、出汁の豊かなうまみがたっぷりで、飲み会の締めなどにもピッタリの、江戸時代から親しまれている料理です。
口の中でふわっと溶けて消える食感は癖になります。

静岡県には他にも紹介しきれないB級グルメがたくさんあります。
海の幸、山の幸に恵まれた県であることが、この豊かな料理たちを生み出しているのでしょう。


2016.10.15
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