料理研究家のお料理はきっとおいしいにきまっていると、思うものです。
でもときには、不思議な料理ができることもあります。
料理研究家は料理の達人であり、あらゆる味覚を熟知しています。
なのでレシピの中には、一般人には理解しがたい一品ができあがることもあるのです。
ではどうすれば料理研究家の料理をおいしくできるのでしょうか。
なにかとっておきの秘訣があるでしょうか。
おいしいと感じる味
ほとんどの人がおいしいと思うのはどんな味でしょうか。
意識したことはないかもしれませんが、おいしいと思うものや人気の定番メニューには共通点があるのです。
それは脂っこくて、味がしっかりついていることです。
さらに甘味があることです。
こう聞けばいかにも健康に悪そうな気がしますね。
代表的なものでいえば、ピザです。
たっぷりのチーズやトッピングのベーコンは脂肪分が高く、塩分がしっかりきいているので、ほとんどの人が大好きです。
またお寿司のネタで人気のトロやサーモンも同じです。
脂肪分がコクを出しているので、思うのです。
おいしい料理にする秘訣
料理をだれもがおいしいと思う料理にするのに欠かせないのは、塩分と脂肪分と糖分です。
これらをバランスよくなおかつたっぷり感じさせることが秘訣です。
塩分はしょうゆや塩で加えます。
脂肪分はバターやオリーブオイルまたごま油がおすすめです。
また糖分は砂糖以外にもはちみつやシロップなども使えます。
でも、おいしいと感じる適量があるので、加えすぎるとしつこく感じてしまいます。
好みに合わせて少しずつ加えましょう。
またおいしくするためには、食感も大切です。
おいしくする具体例
たとえばレシピにそって、ポテトサラダを作ったとします。
参考にしたのは、料理研究家の立派なレシピです。
そのとおりに作ったのに、なんだか味が物足りないと思うかもしれません。
その場合は、さらに大匙一杯のマヨネーズか油を加えます。
さらに砂糖やお酢などのすべての調味料をそれぞれ小さじ一杯ずつ加えます。
これで一気に料理がおいしくなります。
好みもあるので、いれながら調節しましょう。
ポテトサラダは滑らかさも味に影響するので、裏ごしするならなめらかになります。
またこんな感じで調味料を加える以外にも、料理の温度もおいしさと関係しています。
冷たい料理はよく冷やして、温かい料理は温かいうちに出すこともおいしさの秘訣です。
どちらの料理も、しばらく置いたほうが味がよくなじんでおいしくなります。