三軒茶屋という街は、渋谷から田園都市線で4分、バスを使っても15分程度の近距離にあり、流行りのチェーン展開している飲食店もたくさん進出していますが、どこか昭和の匂いのする懐かしい食べ物屋さんや飲み処も多々残っています。
その中でも一つ路地を入った先にある素敵な喫茶店でのお得なランチを紹介しましょう。
古びた緑の窓の二階建て
出典:https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131706/13025723/dtlphotolst/4/
三軒茶屋駅を出て玉川通り沿いを徒歩5分、有名チェーン店カフェの角を曲がってすぐのところに古びた緑の窓が見えてきます。
メニュー見本のガラスケースにはスパゲティ、ピッツァ、オムライス、パフェなどがならび、良い雰囲気です。
ご近所でも愛されているのが解るように、いつも自転車が何台も並んでいます。
店舗に入ると、間口は狭いものの奥にぐっと長く、ウナギの寝床のような店の作りです。
奥に入るとそれぞれ雰囲気の違ったソファ席が並んでおり、また、分煙のために二階にも客席が設けられています。
照明はダウンライトでステンドグラスなども多用されており、シックで落ち着いた感じなので、ついつい長居したくなります。
和洋折衷らしい昭和喫茶
出典:https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131706/13025723/dtlphotolst/1/
メニューはレトロな手作り感いっぱいの写真が並べられており、いわゆる喫茶店のメニューが楽しげに並んでいます。
ここはいろいろな有名人が通っていることでひそかに人気なのですが、その中でも近年有名になった切っ掛けは某俳優さんが絶賛したナポリタンです。
サラダがたっぷりと添えられたナポリタンはケチャップの風味に香ばしさが混じって何とも言えない懐かしい味でした。
サラダでさっぱりと口直しもできてお得感で一杯です。サラダとコーヒーがついて1060円。
また、開店から50周年を越えた感謝フェアとして、コーヒーおかわり一杯のサービスもありました。なんとも太っ腹です。
また、デザートとして、パフェやあんみつも外せません。
懐かしくて美味しい甘味があるのも和洋折衷らしい昭和喫茶という雰囲気です。
適度に放っておいてくれる
出典:https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131706/13025723/dtlphotolst/3/
ランチとして、軽食として、ピザトーストやホットドックなども充実していて美味しいです。
マネしてみたいと思うほどシンプルなメニューですが、マネしてもなかなかあの味が出ないのが本当に不思議です。
あの場所で頂くというのがやはり程よいスパイスになってきているんでしょう。
アルコールもソフトドリンクもあり、ランチから夜までじっくり楽しめる雰囲気の喫茶店です。
適度に放っておいてくれる感じが良いですね。
三軒茶屋という土地にしっくり馴染んでいて、また通いたい、そしてずっと残ってほしい、そんな素敵なお店です。